ばっちの日常

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卓球におけるスコア『7-4』の次の一本の重要性について

今回はふと「逆転負けについて」考えることがあったので、『7-4』のスコアでの一本の重要性について僕なりの考え方をお伝えできればと思います。

 

でも「9-9」とか「10-10」とかの終盤戦のゲーム獲得率を高めることがいいのではないかと思う方が多いと思います。確かに自分も拮抗しているゲームの勝率を高めることも大事と考えています。(これは前提条件)

 

ただし、中盤までリードしていてそのゲームを無事に取り切ることも重要であると思います。例えば実力が拮抗していて3ゲーム先取の試合で、1セット目を落としますが、2セット目は形勢が逆転し、スコアは『7-4』と3本リードします。もしここを逆転されるとよほどのことがないと立て直すことは厳しいのかなと考えられます。
『7-4』のスコアで自分が得点すると『8-4』と勝利に大きく近づき、相手の得点になると『7-5』とまだまだ勝負がわからない展開となります。

 

『7-4』のスコアといっても次の1本が相手サーブか自分サーブかによって立てるべき戦術は変わってきます。

 

・自分サーブの場合

 この一本が終わると「タオルブレーク」があり、相手サーブが2本続きます。

 少なくとも避けなければいけないミスとして

 ・サービスミス

 ・サーブが台から出て強打される

 ・雑な3球目の打ちミス

かなと思います。その理由として「タオルブレーク」で戦術や次サーブを出す球腫を考える時間があり、逆に凡ミスをしてしまうとミスをあとのプレーに引きずりがちになり、勢いを持っていかれがちになるのかなと思います。

 自分なら横回転が強いサーブ出すより、シンプルな下回転かナックルサーブをフォア前に出して次を狙う戦術を使うと思います。

 

・相手サーブの場合

 相手の心理からすると『4-8』ではなく『5-7』にしたい心理は当たり前でここで失点すると次のポイントを落とすと相手サーブ2本と逆転が難しい状況になるのかなと思います。そこで採用されやすい戦術は、①バック側にロングサーブを出して次球を狙い撃つ速攻戦術・レシーブミス狙い。②シンプルなサービスを出して次の展開を狙う感じかなと思います。

ここで避けなければいけないことは

 ・無理に打ちに行ってレシーブミス

 ・置きに行って3球目攻撃を食らう

ことかなと思います。とは言っても実行することは難しいので、僕なら相手のウィークポイントに無理をせず適度に返球する感じで考えると思います。ラリーで負ける分ならまだしょうがないと思うので。

 

心理学みたいなお話ですが、現役の時にもっとこの考え方ができていればと思う次第です。

もちろん自分の考えなのであくまで試合を進めるにあたって参考にしていただければと思います。