ネクストジェネレーション・ATPファイナル2019
パリマスターズが終了し、年内の日程はネクストジェネレーション・ATPファイナルとATPファイナルズ、デビスカップ決勝ラウンドと3つのみとなrました。
今回は11月5日日から始まるネクストジェネレーション・ATPファイナルを紹介できればと思います。
・ネクストジェネレーション・ATPファイナル
開催地:イタリア:ミラノ
開催日程:11月5日~11月9日
サーフェス:ハード/屋内
賞金総額:$1,397,400(約1億5000万円)
獲得ポイント:なし
公式サイト:https://www.nextgenatpfinals.com/
ATPが若手選手育成を目的に2017年に創設され、21歳以下の年間レースランキング上位7名とワイルドカード1名の計1名で争います。4名・2グループに分かれて1次リーグを総当たりで戦い、上位2名が準決勝に進むことができ、準決勝の勝者が決勝に進出します。
ちなみに第一回の優勝者はチョン・ヒョン(韓国)、第二回の優勝者はステファノス・チチパス(ギリシャ)と飛躍している選手が多いので、期待の若手選手を応援するのもいいのではないかと思います。
この大会では時間短縮を目的に
・試合は5セットマッチ・4ゲーム先取・3ゲームオールでタイブレーク
・ウォーミングアップの時間短縮、ショットクロックの25秒厳格化、メディカルタイムアウトは1回のみ取得可能
・ノーレット(サーブがネットに触れてもインすれば続行)
・ノーアドバンテージ(デュース時にはサーブ側がサーブを打つサイドを決め、1回で決まる)
・オンコートコーチング(1セットにつき1回のみ、コーチからヘッドホンを使った助言を受けられる)
・ホークアイ・ライブを使用した自動判定によるラインコール
・タオルは選手自身が後方のラックから取る
といったルールが採用されています。
前回、前々回と採用されていたノーレット(サーブがネットに触れてもインすれば続行)ルールは撤廃されました。
・出場者・組み合わせ
<グループA>
[1] アレックス・デミノー
[4] キャスパー・ルード
[5] ミオミル・ケツマノビッチ
[7] アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ
<グループB>
[2] フランシス・ティアフォ
[3] ウゴ・アンベール
[6] ミカエル・イマー
[8] ヤニック・シネル
ちなみにこの大会の出場権を持っていた下記の選手は下記の事由により出場回避となります。
・ステファノス・チチパス→ ATPファイナルズ出場出場のため
・オジェ・アリアシム→左足首の怪我
・シャポバロフ→体力回復のため
・10bet様の予想
出場者の中で一番ランキングが高く、全米では錦織圭を破り、バーゼルでは準優勝と好調を維持しているデミノー選手が本命。個人的にはオッズ通りデミノー選手を推しています。
とはいえ波乱が起きやすいルールなので、次世代のチャンピョンを観戦するのも面白いのではないでしょうか。