ばっちの日常

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世界選手権2019 男子シングルス最終結果

投稿が遅くなりましたが、以前に勝ち上がりを予想してましたので結果等色々お伝えできればと思います。

 

以前の結果予想記事はこちら

www.bacchi123.com

 

・最終結

 ・優勝 馬龍(中国)

 ・準優勝 M.ファルク(スウェーデン

 ・3位  梁靖崑(中国)、安宰賢(韓国)

 ・ベスト8 丹羽孝希(日本)、ゴーズィ(フランス)、林高遠(中国)、ジャンウジン(韓国)

 ・ベスト16 張本智和(日本)、カルデラノ(ブラジル)、鄭栄植・リサンス(韓国)、樊振東(中国)、ワン・ヤン(スロバキア)、プツァル(クロアチア)、ボル(ドイツ)

 

・特筆すべき点

・馬龍選手3連覇

怪我による離脱で実力が落ちるのではないかと心配されていましたが、直前のカタールオープンでは優勝、日本の横浜市で行われたアジアカップでは樊振東選手に敗れたものの準優勝と実力は衰えていないため、優勝候補筆頭に挙げました。

2015年の初優勝時や2016年のリオ五輪よりはパワー・体力共に若干落ちている印象ですが、戦術面の引き出しや緩急の付け方が格段にうまくなっていると思います。中国の若手選手は思ったより伸びていない印象があり、次の2021年の世界選手権個人戦や全中国運動会までトップクラスを維持できると思います。

 

・ヨーロッパ選手の躍進

準優勝したM.ファルク選手はフォア面が表ソフト、バック面裏ソフトの異質攻撃型で以前はフォア側を重点的に攻められて不利になることが多かった印象ですが、バックドライブが強化されて、フォア面の表ソフトがいきていると思います。また許シン(中国)選手に勝利したゴーズィ選手やベスト16に入ったプツァル選手などヨーロッパの若手〜中堅選手は「バックハンド」が強く、独特な技術をもつ「創造性」が高い選手が今後も上がってくるのではないかと思います。

 

・韓国選手と日本選手

今回全くノーマークであった安宰賢選手がベスト4に入ったことによりパワー卓球も注目を浴びています。軍隊的なトレーニングや豊富な練習量も元にバック対バックで押し込んで、決め球は豪快なフォアドライブで決めるという合理的な卓球であると思います。最近日本選手は韓国選手に分が悪くなってきており、日本選手の持ち味である「創造性」と「速さ」を生かしていき、中陣で打ち合いになった時に打ち負けないような対策が今後も必要になっていくのではないでしょうか。

 

こんな感じになりますが、今後も卓球関連は不定期に出していきますのでよろしくお願いします。