ついに日本人から他国に帰化する時が来るのか【卓球】
ここで卓球の記事を書くことはおそらく初めてですが個人的には衝撃的な出来事でしたので今回は言及したいと思います。
その記事はこちら。
2016年世界選手権団体戦のメンバーの実績もある実力者が協会を変更して国際大会に出場することという事実は驚きました。賛否両論ありますが、個人的にはそういった浜本由惟選手の挑戦も応援していきたいとは思っています。
ここでは理由などを簡単に書き記そうと思います。
・そもそもどうして協会を必要があるのか?
まずスポーツの祭典で4年に1度開催されるオリンピックには一国3人までしか出場することができません。また国際大会の最高峰である世界選手権大会だと個人戦シングルス・団体戦は一国5人までしか出場することができません。したがってレベルが高く、競争が激しいと実力があっても出場が難しくなります。(現に中国では2019年度の個人戦では元世界ランク1位の朱雨玲選手がシングルスの代表落ちしています)
したがって、オリンピックや国際大会に出場するチャンスを増やすために移籍を考える選手が多いようです。
・どこの国の選手が帰化することが多いの?
圧倒的に多いのケースは中国から他国に移籍するケースで、逆に他のケースを聞かないですね。そもそも世界選手権より実は中国の国内大会の方がレベルが高いと噂もされているので納得ではないでしょうか。行き先も様々で特にヨーロッパ・アジア・アメリカ大陸が多いですね(逆にアフリカはあまり聞いたことがないですね)
最近は純日本人で代表を組みますが、過去は帰化選手を受け入れ結果も出しています。今少ないのは次で述べます。
・なぜ日本から帰化するのか?
単純に選手層が中国に匹敵するほど厚くなったことが要因です。現代は幼少時から卓球を始めることもあり年々卓球人口は伸びております。卓球自体は身体能力のみでhないスポーツなので子供が大人を倒してしまうことも度々あります。よって次々と才能がある若手が増えているので、大会の出場枠をとるのがなかなか難しくなっていると思います。もちろん今回はまだ一件ですが国際大会を目指すためにこれからそういった事例が増えていくのではないかと予想しています。